梅雨の時期のみどりを観察!「IWASAKIみつばちプロジェクト」第2回活動レポート

学校法人岩崎学園と株式会社A.G.A.は、岩崎学園の校舎を活用して都市型養蜂を行う「IWASAKIみつばちプロジェクト」に取り組んでいます。

6月11日(日)、第2回の活動として、前回に続いて横浜駅周辺のみどりの環境を調べました。小雨が降る天気でしたが、周囲に気を配りながら安全にフィールドワークを実施しました。

前回活動のおさらい

前回は「身近なみどりについて知ろう」 をテーマに、これまで何気なく歩いていた横浜駅エリアを、4つのチームに別れて調査しました。
いつもと違った視点で街を観察した結果、多くの発見がありました。

街で、みどりを探そう!「IWASAKIみつばちプロジェクト」第1回活動レポート

前回は見れなかった

ルートを
観察

第2回の活動では、まだ行ったことがない横浜駅エリアを回って、細かく観察することにしました。再会を果たしたチームメンバーは、すぐに緊張がほぐれ、「早くフィールドワークに出かけよう!」と話していました。

雨天の対策をして、フィールドワークにいざ出発です。

  • 違うルートの「みどり」を調べて記録しよう
  • 発見した植物の写真を5枚撮影しよう
  • 撮影した写真の中からおすすめの1枚を発表しよう

季節ならではの植物を発見

今回は雨ということで、また違った「みどり」の見え方・発見がありそうな気配です。

そんな中、梅雨時に綺麗な花を咲かせるアジサイを見つけ、「アジサイは蜜源になる?」「みつばちは雨の日どこにいる?」といった声が。みつばちプロジェクトに、みんなの意識が集中しているのを感じられました。

−発見した植物−

  • アジサイ
  • バラ
  • 朝顔
  • 自分たちの身長くらいある謎の植物、など

見たことのない形をした葉っぱ、変わった場所から生えている草、とても小さな花の植物など、新しいルートを観察した結果、多彩な発見がありました。

調べた内容を発表、

新しい発見も

フィールドワークを終えて教室に戻ったら、チームごとに調べた内容を振り返りました。今回は写真撮影に挑戦したので、エリアごとに見られた「みどり」を、写真で再確認しました。

発表では、発見した草花の様子・特徴のほか、おすすめの写真を1枚選び、チームごとに報告しました。直径1km程のエリアを観察したことで、街路樹が多い道や、雑草が多い場所、きれいな花壇がある敷地など、チームごとの目線で「みどり」に注目できました。

2回に渡るフィールドワークを通して、身の回りの「みどり」に意識が向けられるようになった学生とこどもたち。観察するポイントがどんどん具体的になり、楽しみながら調査に取り組んでいる姿が印象深かったです。

みんなで都市型養蜂

の現場を見学

第2回の活動終盤では、都市型養蜂を実際に行う現場、岩崎学園の「情報セキュリティ大学院大学」の屋上スペースを見学しました。

現在の屋上スペースは、まだ雑草が生えていて、何もない状態です。
今後、この養蜂現場の環境を整備しながら、みつばちが安心して暮らせる場所にリノベーションする予定です。

次回はいよいよ、

養蜂の体験!

第3回の活動では、これから養蜂に取り組む上で、実際にどんな活動をするのかを知るため、学生と子どもたちは養蜂の体験型ワークショップに参加します。横浜市瀬谷区にある「セヤミツラボ」を訪問し、直接みつばちと触れ合います。

引き続き、「IWASAKIみつばちプロジェクト」の活動にご注目ください!