プロローグ!Polytope Project 2022 | 第1回活動レポート

これまでの活動内容

学校法人岩崎学園と株式会社A.G.A.は、横浜の新たな名物を生みだすため「Polytope Project IWASAKI(ポリトープ プロジェクト イワサキ)」を、2021年8月より協働して始動しました。

このプロジェクトを通じて小学生と専門学校生が市場調査や企画会議、パッケージデザインなどを一緒に行い、地元企業と連携して「横浜ローズチョコレート」を開発しました。

横浜市の店舗や駅で、300個

(1箱6つ入り)を限定販売

完成した商品「横浜ローズチョコレート」は、横浜市の髙島屋横浜店で限定300個を販売ました。今期も、引き続き“横浜の魅力”を若い視点から訴求し、開発した商品が新しい横浜の名物として定着することを目指して、継続した活動を行っていきます。

今期テーマは、マーケティング

2年目となる今期は、よりたくさんの人に商品を買ってもらうことを目指し、横浜市内の企業の協力のもと、「商品が売れる仕組み」「商品を買ってもらう仕組み」を考える活動をメインに行います。参加した小学生と専門学校生が、主体的・実践的に一連のマーケティングを学べるよう、Polytope Projectの活動を継続していきます。

今期は前回から協力いただいている企業に加え、実社会でその業務を担当されているプロにご協力いただき、実際の事例を元にアドバイスをいただきます。
普段目にする商品の裏側に、様々な「売れる仕組み」「買ってもらう仕組み」があるということ、そのためには色々なことを考え、工夫しているということをこどもや学生が知ることで、ビジネスの仕組みを理解し、興味を持つことを期待しています。

バージョンアップしたチョコレートに高まる期待!

1回目の活動では、初めて顔を合わせたこどもと学生が自己紹介やゲームで交流を深めたあと、これまでの活動を振り返り、前回から継続で参加したこどもから、楽しかったところや大変だったことなどを新メンバーに共有しました。
その後、製造を依頼しているプチ・フルールからの提案で、よりバラの風味を感じられるように一部改善したチョコレートを試食し、販売する商品の特徴や魅力について話し合いを行いました。「去年よりおいしくなってる!」「疲れている人にはこのチョコレートがぴったりかも」など、自分が食べた感想だけでなく買ってくれるお客様のことも考えた活発な意見が飛び交い、これからの活動に向けての期待が高まりました。

第2回活動ではターゲットを決定

これからはいよいよ具体的な活動に入り、売れる仕組みを考えるうえで一番大切な「ターゲット」を決定し、ターゲットに合わせた訴求を考えていきます。

第2回活動では、横浜銘菓として名高い「横濱ハーバー」などを手掛ける株式会社ありあけ様にご協力いただき、ハーバーで行っている実際のマーケティング活動をご説明いただきながら、ターゲットを決める大切さ、決定方法、そこに向けた宣伝活動についてお話しいただき、ありあけの店舗の見学を行います。教えてもらったこと、見学したことを参考に、「横浜ローズチョコレート」という商品のターゲットを決めるところが次回のゴール。学生とこどもが何を話し合い、どんなターゲットを設定するのか、とても楽しみです。